宗教と結婚

宗教と結婚には意外と深い関係性があります。宗教の考え方や教えなどによって結婚に対する見方なども大きく変化していきます。代表的な宗教に見る結婚の方法を調べていきましょう。
最初はキリスト教です。キリスト教はイエス・キリストが開いた宗教として世界的にも有名です。日本でも織田信長が信仰していたと言う歴史があり、フランシスコ・ザビエルなど日本史の教科書にもよく出てきます。聖書は世界で一番売れた本として有名です。そのキリスト教ではどのような結婚形式や決まりが存在するのでしょう。
キリスト教には4つの派閥があります。正教会・カトリック教会・聖公会・プロテスタントです。正教会では、結婚は機密として扱われ、信徒同士で行なわれます。男性か女性のどちらか或いは両者が未信徒である場合は洗礼を受けなければなりません。修道士になると独身を保たなければなりません。主教も独身でなければならない。正教会で離婚は重罪であり、神品職を剥奪されるほどで、信徒でも領聖停止の罰が下る。
カトリック教会では、秘跡として扱われ、信徒同士で行われるのが原則となっています。離婚した場合、前の配偶者が生存している限り再婚出来ないルールである。
聖公会では、主教も聖職者も含めて結婚が許されています。執事や司祭となった後でも結婚や妻帯できることが正教会との大きな違いでもあります。
プロテスタントの中でもバプテスト、会衆派は神の導きとして結婚が許されている。代表的な信仰告白の中に不倫されたケースのみ離婚が許されており、不倫を犯したものは死んだものとして見なされる。
続いてはイスラム教です。イスラム教では婚姻は戒律で契約とみなされ、男性が女性に婚資金を支払って結婚が成立する。イスラム教はムハマンドが娶った妻が9歳だったことから女性の結婚最低年齢は9歳に設定されています。これには驚きです。男性、女性とも結婚するまでの性行為を禁じられているために男性は童貞、女性は処女であることが絶対条件なのである。どちらかがこの状態を破れば契約は不成立となり破棄される場合もある。
最後はユダヤ教です。ユダヤ教では、結婚する行為が一人前の人間に成る事とされており、未婚の男性は半人前とされる。結婚はユダヤ教にとって伝統的な物であり、必ず誰もが若い時期に結婚する風習になっています。
このように宗教によっても考え方や捉え方が千差万別であり、壁や障害が多く立ちはだかる場合もあります。日本ではなかなか考えられない宗教上の結婚。簡単に離婚する事さえ許されない結婚を多くの人はどのように感じ取るのでしょうか?神を信じ、神を敬い、神を崇拝する者にとって神は絶対的な存在であり逆らい、裏切る行為は人間としての道を踏み外す最悪の罰であると考えます。そんな宗教での結婚は決して後戻りの出来ない人生最大の分岐点でもあります。青春の淡い思い出や、一時の感情の高鳴りなどで決して判断することの出来ない掛替えのない宝物なのです。必ずしも宗教の結婚がいいと言っている訳ではなく、こんな結婚の世界も在る事を頭の片隅にでもいいから留めておいてもらえたら光栄です。人生で知ること、見ることの出来る世界や知識はちっぽけで極少量である。なにかを切欠に知ることが出来たならラッキーである。結婚は人生の通過点か或いはゴールなのかは誰にも計れない。

 

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